Elements Collaboration Protectionにおいて隔離されたファイルの隔離時にファイル破損(きわめて小さいファイルサイズに更新される)する事象が確認されました。この事象は大量検知が発生した際(期間:6月4日 19:40 から6月5日 15:29 )に複数のMS365 Channel/Sessionで同一ファイル検知発生時に低頻度で発生したものです。この事象に対し6月13日 20:09に修正リリースされました。
1.事象発生原因について
ユーザ/セッション毎に検知が発生しレースコンディション(稀に発生する同時の検知)が発生した場合、ファイル隔離が複数セッションで上書きされてしまう。この事象はマルチセッションであるMicrosoft365とそのセッション仲介を担当しないECPでの同期遅れが根本原因と考えられます。当事象のサービス全体への影響は「大量誤検知が発生した際の稀な事象」でありクラウド製品の連携を前提としたサービスである場合、回避が難しい問題となります。開発では当問題を重大なインシデントと認識し6月13日の段階で仕様変更をリリースしました。なお破損ファイルについての完全な復旧手順は確認されておらず復元が困難である可能性がございます。
下記手順でsharepointサイト内の旧バージョンファイルにアクセス可能である場合、実サイズと類似しているバージョンを復元できる可能性があります。
1.下記のURLにお使いのテナント名<tenant>/チーム名<team name>を差し替えてアクセスします。
https://<tenant>.sharepoint.com/sites/<team name>/Shared%20Documents/Forms/AllItems.aspx
2.アクセスしたsharepointサイト内で破損したファイルを探し、バージョン履歴から各バージョンのファイルサイズを確認します。
3.破損しているバージョンは1kb以下のファイルサイズとなります。それ以外のファイルサイズが存在する場合、該当バージョンを復元してください。
(参考)MS365機能での復元手順
Sharepointでの復元方法 OneDriveでの復元方法